資本的支出と収益的支出の違いと計算方法

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○資本的支出額の計算

資本的支出は固定資産を増額

収益的支出は修繕費

資本的支出と収益的支出とは?

有形固定資産とは、目に見える形ある資産で、長期にわたり使用したり利用したりするものである。

例)建物、機械装置、車両運搬具など

※資本的支出や収益的支出は、無形固定資産にも使われるが、問題文では有形固定資産の問いがほとんどである。

○資本的支出とは、固定資産に関する支出のうち、①その資産の価値を高めるもの、②その資産の耐用年数を延長させるものをいう。

→改良など

固定資産の取得原価額する。

○収益的支出とは、固定資産の維持管理のための支出であり、「修繕費」勘定をつかう。

資本的支出額の計算

資本的支出額=全体の支出額✕延長耐用年数÷(延長耐用年数+残存耐用年数)

例)期末 取得後10年経過した耐用年数20年の建物を修繕 その結果耐用年数が15年となった。

→耐用年数は5年延長となった。

修繕にかけた金額は、2,400,000円 

2,400,000✕5年÷(5年+10年)=800,000円・・・資本的支出額 

資本的支出額
資本的支出額

仕訳 

建物800,000/現金2,400,000

修繕費1,200,000/

※2,400,000ー800,000=1,200,000が修繕費となる。

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