(固定資産)
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
○購入には付随費用を含める
○割賦購入は固定資産の購入代(取得原価)と利息を区別する
→支払利息×××/前払利息×××
固定資産のメインの計算は「有形固定資産」になるよ!
固定資産とは
使用を目的として長期間に費消される資産。
3つの種類がある。
有形固定資産
有形固定資産・・・建物、備品、車両運搬具、土地など。
長期にわたって営業・製造活動に使用される資産。具体的な形態を持つもの。
★営業活動のために使用。
償却性資産と非償却性資産
①償却性資産・・・建物、備品、車両運搬具、機械装置、構築物など
→使用や時の経過により価値が減少する→減価償却を行う。
②非償却資産・・・土地、建設仮勘定など。
→価値の減少がない→減価償却は行わない。
減価償却とは
使用して価値が下がった分を決算の時に、価値の目減り分を費用として処理すること。
間接法と直接法の仕訳
1.間接法
例)減価償却費1,000/減価償却累計額1,000
→減価償却累計額を使う
2.直接法
例)減価償却費1,000/建物1,000
→固定資産の金額を直接減額する
減価償却の計算方法
定額法、定率法、生産高比例法。
200%定率法。
無形固定資産
無形固定資産・・・のれん、特許権など
具体的な形態は持たないが、営業活動のために長期的用役を提供する資産。
★営業活動のために使用。
直接法で減価償却する
投資その他の資産
投資その他の資産・・・投資有価証券、長期貸付金など
○投資:利殖、他の企業の支配・統制あるいは営業上の便益を図ることなどを目的とする。長期間保有する資産。
その他の資産:有形固定資産・無形固定資産・繰延資産以外の長期資産
★営業活動以外の目的で保有しているもの。
減価償却はない
有形固定資産の購入
取付費用などの付随費用も取得原価に含める。
例)備品を取得、代金100,000円 取付費3,000円、運送代5,000円 代金は翌月払い
備品108,000/未払金108,000
割賦購入
代金を分割払いすること。
固定資産の購入代(取得原価)と、利息を区別する。
例)車両1,000,000円1台 4回払い 1,200,000円で割賦購入した。
車両運搬具1,000,000/未払金1,200,000
前払利息200,000
例)第1回目の支払 300,000円を現金で支払 利息の配分は定額法(200,000÷4回)
未払金300,000/現金300,000
支払利息50,000/前払利息50,000