役務収益は売上高、役務原価は売上原価である

Sky
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役務原価=売上原価

役務収益=売上高

役務収益が上がる前の役務原価→「仕掛品」

役務収益が上がる前の入金→「前受金」「契約負債」

ブッキー君
ブッキー君

サービス業では売上のことを役務収益といったりするんだね。
サービスの進捗や完了に合わせて収益や費用を認識するよ。

役務収益と役務原価

サービスを提供することで
収益を得るサービス業
その収益に対応する費用
それが役務原価というもの

費用収益対応の原則に従って
収益と費用を計上する
それによって正確な利益を
把握することができる

役務収益をあげたら
役務原価もあげるのは
サービス業における
正確な利益を計算するため

役務収益と役務原価
会計の基本原則を守る
サービス業の経営者は
この関係を理解する

役務原価・役務収益とは?

サービス業に関する費用(売上原価)や収益(売上)をそれぞれ役務原価、役務収益という。

役務原価=売上原価 

役務収益=売上高

業種:ホテル、運送業、語学スクール、スポーツクラブ、不動産売買の仲介、パソコン家電の修理など。

※サービスは、ある程度の期間にわたることが多い。

役務収益と売上の違い

売るものが、「サービス(無形)」か「商品(有形)」かの違い。

役務原価

役務収益(売上)が上がる前に発生した役務原価(費用)は、仕掛品勘定とする。

例)12月1日語学スクールに必要な消耗品を購入した。

消耗品費3,000/仕掛品3,000

役務原価に対応する役務収益が計上された時に、仕掛品を役務原価振替えする。

役務収益

サービスが完了する前の入金→「前受金」「契約負債

サービスが完了した時に役務収益を計上する。

時間の経過に応じて収益を認識

例)9月30日に1年間の語学スクール代12,000円を計上する。

  当座預金12,000/前受金(契約負債)12,000

  3月31日に決算を迎えた。

  前受金(契約負債)6,000/役務収益6,000

  役務原価1,500/仕掛品1,500

役務が完了した時に収益を認識 

例)12月1日に旅行代金100,000円が入金された。

  当座預金100,000/前受金100,000

  1月31日に旅行全行程が完了した。

  前受金(契約負債)100,000/役務収益100,000

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